Face Reading ふくろう流観相学 池袋絵意知
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今週の顔

第576回 2012年5月28日 志賀俊之さん



日産自動車COO(最高執行責任者)の志賀俊之さんを鑑定します。
日テレCM大賞2011に日産自動車株式会社<商品名:「日産リーフ」(Compass〜未来航路ほか)>が選ばれたニュースをテレビで見て最近の財界人には珍しいにこやかな笑顔が印象に残りました。テレビ・雑誌等メディアからの顔相鑑定依頼は芸能人、スポーツ選手、政治家の順で多く、財界人は少ないのですが、今年1月に『月刊サイゾー』で渡邉恒雄(読売新聞グループ)御手洗冨士夫(キヤノン)勝俣恒久(東京電力)三木谷浩史(楽天)孫正義(ソフトバンク)松浦勝人(エイベックス)の4人の顔相鑑定をやらせていただきました(敬称略)。志賀俊之さんはこのどのタイプとも違って笑顔がとても自然です。比較対照として名前を挙げて申し訳ございませんが、日本テレビ・細川知正会長とのツーショットシーンでの細川さんはいかにも日本の経営者といった堅いお顔。いっぽうの志賀俊之さんはムーミンパパがメガネをかけて人間化したかのようなお顔で、失礼ながらかわいいお顔でした。
気になって調べたところ現在59歳で、普段のお顔は職業柄、口元が引き締まった写真が多かったです。しかし、上の授賞式以外の笑顔もまた上の歯がきれいに見える理想的なスマイルをしていました。同世代の経営者の多くが笑顔の時に“下の歯が見えて上の歯が見えない老人の笑顔”をしているので、志賀さんの笑顔がより好印象に映ります。
眉間が広く、眉と目の間も広いので、鼻の付け根と両眉を結んだ開運のトライアングル地帯が広く、人を受け入れるお顔をしています。
目は一重まぶたの細い目ですが、形は曲線的で女性的な目をしています。思慮深さと優しさを併せもついい目をしていて、笑顔の時に(⌒▽⌒)の顔文字のように見事な三日月型になります。

一重まぶたの細い目という東洋人の特徴は、西洋人には「何を考えているか分からない」という評価になりやすいのですが、志賀さんは三日月型の目、理想的な歯の見え方をしたスマイル、頬の隆起と世界に通用する笑顔です。50歳以上の男性、いや、老若男女全ての人に見習っていただきたい笑顔!私も59歳になった時にこの笑顔ができるように、普段から笑顔の生活をしようと思いました。

第575回 2012年5月21日 鈴木香音さん


似顔絵:Keigo
道重さゆみさんがリーダーになり新体制としてスタートしたモーニング娘。から鈴木香音さんを鑑定します。
2011年1月加入の9期メンバーは、譜久村聖鞘師里保生田衣梨奈と鑑定してきて今回の鈴木香音さんで全員揃うことになります。
モーニング娘。、いやハロー!プロジェクトでもっとも笑顔が多い鈴木香音さん。いつもニコニコ笑っています。オーディションでは1人コントして合格の“三の線”で売っているのはファンの間では知られていますが、最近はテレビでも大活躍!『中井正広のブラックバラエティ』(TBS)では中居正広さんから「師匠」というニックネームまでいただきました。ここ数年のモーニング娘。は歌とダンスのパフォーマンスがウリでしたがモーニング娘。の魅力と言えば、私も出演させていただいたことのあるモーニング娘。の冠番組『ハローモーニング。 』(テレビ東京)をはじめとしたバラエティ番組での面白さにもありました。
さて、鈴木香音さんの顔相ですが、なんと言っても丸みが多いのがいい。『2012年の幸運顔(顔相)※顔のパーツの形』は丸みで、特に女性は丸顔の輪郭と丸い目の顔相がいい。どちらも楽天的で明るく開放的な性格を表し、対人関係においては人と打ち解けるのが早いのが特徴です。最近多いポニーテールの髪型も顔の丸みを強調するので吉!少なくとも今年いっぱいはこの髪型を続けたほうがいいでしょう。
全体的に丸みが多く、今年の幸運顔をしている鈴木香音さんですが、ベースとなる骨格は顔の下3分の1がしっかりしています。モーニング娘。の伝統である“プチしゃくれ”で、アゴがグイッと前に出ていて自信家の顔相。中澤裕子さん、安倍なつみさん、石黒彩さん、保田圭さん、石川梨華さん、小川麻琴さん、亀井絵里さんと昔は“プチしゃくれ”が多かった。鈴木香音さんは脂肪の下にあるエラもしっかり張っていて努力家です。努力を続け、努力に裏打ちされた自信を身につけ、将来モーニング娘。を引っ張っていってくれることでしょう。
鈴木香音さんは変わった場所にあるホクロがチャームポイントになっています。オーディション時はホクロちゃんというニックネームもありました。人相学で地庫(ちこ)という場所で、女性の場合、左頬のここにホクロがあると周りに気をつかいすぎたり、暴飲暴食で胃を悪くしやすい傾向があります。笑顔が個性の鈴木香音さんに敢えて申し上げますが、何があっても笑顔を忘れずに。笑う顔には福きたる!

第574回 2012年5月14日 加山雄三さん


ぷーさんの似顔絵わーるど
人気番組「ちい散歩」の後継番組として始まった「若大将のゆうゆう散歩」(テレビ朝日)に出演している俳優で歌手の加山雄三さんを鑑定します。
「若大将のゆうゆう散歩」は関西では未放送で、最近別の番組で拝見したのですが、本当にいいお顔をされています。75歳という年齢を感じさせない若々しさ、75歳という年齢だからこそ出せる貫禄。若大将なのに老熟した見事なお顔。75年間の歴史が顔に刻まれています。
晩年は残念な顔になる人もいるのですが、加山雄三さんは昔も今もいい顔をしています。若いころの写真がたくさん残っている方なので、比較してみるとお顔の変化がよくわかると思います。若い頃は若い人のいい顔をしていて、今は75歳のいい顔をしているのです。
先週テーマにした「濃い顔」「甘い顔」「ソース顔」「縄文顔」の加山さん。若い頃のお顔は格闘技のブラジル人ファイターのようでもあります。それを印象づけているのは、濃く上がった眉と強い目力。そして、攻撃的な性格の人に多い眉と目の間が狭い顔相にあります。
ところが今では、眉尻が下がって丸みのある眉になり、狭かった眉と目の間がずいぶん広くなりました。「同じ人間でここまで顔が変わるのか!」「やはり顔というのは表情の蓄積だ!」と嬉しく思いました。目は誰でも歳をとると穏やかになってきますし、頬と顎は加齢で変わりやすい部分ですが、単に加齢だけではない生き方による顔の変化なのです。
柔らかく且つ強い(=大きい、広い)頬と顎は、その形が示す通り、この人の包容力と寛容な性格を表しています。驚くべきことに顔が変わったのは、眉や目、輪郭だけではありません。鼻の肉付きがよくなり丸みが出てきています。耳も若い頃より大きく丸みが出てきて耳たぶがふっくらしてきました。お年寄りの耳が大きくなるのは弾性を失って伸びるからですが、伸びる人とそうでない人がいて、伸びる人のほうが博愛的であり包容力がある傾向があります。
今回、加山雄三さんのお顔を分析することで、善い考え、善い心、善い行動、善い表情がこの顔をつくってきたことがよくわかりました。私と加山さんでは元の顔が違いますが、私も加山さんのように自分の顔を創っていこうと思います。

第573回 2012年5月7日 塩谷瞬さん



二股騒動で話題の俳優・塩谷瞬さんを鑑定します。
甘いマスクのイケメンですね。ちょうど「濃い顔」「甘い顔」「ソース顔」「縄文顔」といった取材を受けたところなので、それらを絡めながら、塩谷さんのお顔からこの人の人物像を分析したいと思います。
塩谷瞬さんは、濃いめの甘い顔をしています。「濃い顔」と「ソース顔」「縄文顔」は同義語として説明しますが、「濃い顔」が表れているのが、目元です。濃く太い上がり眉で眉と目の間が狭いのは、「濃い顔」「ソース顔」の特徴です。男女だと男性に多く、東洋・西洋だと西洋人に多い特徴です。
眉と目の間が狭い顔相は、狩猟民族をルーツにもつ人に多く、日本人のルーツである縄文人、弥生人でいうと縄文人に多い特徴。性格的には男性的で、集中力、瞬発力が強く“狩る”“射止める”ことを目的とした攻撃的、闘争的な性格です。
二重まぶたで大きくてタレた目は「濃い顔」「甘い顔」「ソース顔」(「縄文顔」)の要素で、優しいけれど、誰にでも優しい八方美人の傾向があります。今回の二股交際騒動は、この性格によるところが大きいです。
口は上下とも厚く、求める愛も与える愛も強い人です。
本当にモデルの冨永愛さんと料理研究家の園山真希絵さんの両方を愛していたと思いますよ。ただ、さすがに2人同時に求婚(と相手に思われる言動)というのは問題ですね。
さて、目元や口は「濃い顔」「ソース顔」「縄文顔」の塩谷瞬さんですが、鼻は「薄い顔」「しょうゆ顔」「弥生顔」の要素が強いです。高さはそれなりにあるものの、鼻の横幅は狭い部類に入ります。特に小鼻が張ってなく、これは優柔不断な性格を表します。
そしてエラが張ってなくてシュッとしています。これは「薄い顔」「しょうゆ顔」の要素ではあるのですが、「弥生顔」かというとちょっと違います。もちろん「縄文顔」と「弥生顔」を比べると「縄文顔」のほうがエラが張ってガッシリとした下顎をしているのですが、平均的な「弥生顔」でももう少し丸みがあります。塩谷瞬さんのようにエラがなく耳からアゴまでがストンと細いのは現代人(悪い想定での近未来人)の特徴です。この顔相は精神的に弱い傾向があります。涙の謝罪会見について批判が多いですが、そもそも「弱い顔」をした人なのです。最近の傾向としてこの「弱い顔」を「優しい」「甘い」と見てしまう女性が多く、冨永愛さん、園山真希絵さんが塩谷瞬さんをそう見てしまったことも、今回の原因だろうと思います。

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