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日本顔学会セミナー「笑顔のチカラ」
〜笑顔が変われば人生が変わる〜

2005年4月20日(水)
3月1日に行われた、第27回 日本顔学会イブニングセミナー「笑顔のチカラ」〜笑顔が変われば人生が変わる〜に参加しました。
講師は「笑顔アメニティ研究所」の門川義彦さん。
笑顔に関しては、顔の研究者、開運の研究者、斉藤一人さんをはじめとする商売の達人、イメージトレーニングの専門家らによって、健康、商売(ビジネス)、スポーツなど、様々な分野でその効果が伝えられています。また、ちょうど私が顔の研究を本格的に始めた1999年に門川さんの著書「笑顔のチカラ」を読んでいたこともあり、この日の講演はとても楽しみにしていました。
講演の内容は『笑顔のチカラ』と門川さんのもう一つの著書『売上げがぐんぐん伸びる「笑顔」の法則』に書かれている内容とほぼ同じでしたが、特にポイントになる部分を紹介しながら振り返ってみたいと思います。
※赤字が私の言葉です。

まず、門川さんが常々力説している「笑顔は技術である」ということ。
「日本は笑顔の技術が無かった」「形から入ったほうが早い(心と身体は一緒に動いている)」ということで、笑顔になるには「目は心の窓」というように、アイコンタクトが大事である。
アイコンタクトを上手にするには「口角を上げる」
口角を上げると眉が上がり「眉を上げる」ことは「相手を信頼している」「警戒心を持っていない」という表情になり、相手も笑顔を返してくる。
笑顔は口→眉→目の順で作られるが、門川さんの仮説として「呼吸が先だから口が動いて目が動く」のではないかということだった。

また、心構えで笑顔になる方法として「楽しい事を想像する」「テンションを少し高くする」「調子が悪い時は口元を上げる」

笑顔が身体に与える影響として「瞳孔が開いて眼力が出てくる」「血流や呼吸が良くなる」「身体が熱くなる=体温が上がる」「眼輪筋を動かすと脳波が出る」

笑顔の重要性を人は本能的に知っていて、赤ちゃんは胎内にいる時から笑顔の練習をやっている。
子供が3〜4歳の小さい時に「いい笑顔だね」と言っていると、大きくなっても笑顔のつくれる人間になる。

今回のお話を聞いて特に心に残ったのは、日本は「笑顔後進国」であるということ。そして、どうして日本は「笑顔後進国」なのかということ。
日本人が笑顔を苦手としているのは、昔から日本人は感情を表に出すということを良しとしなかった。「だからシャイである。」
そして日本人は顔が平らなフラットフェイスで、骨格がへのへのもへじのようだ。「だから、黙っていると不満顔に見える。」ということ。
イイ笑顔の解りやすい例として「ヨン様のように上の歯12本を見せて笑えるか」というのがポイントであるが、日本人は歯並びが悪い人が多いこともあり、歯を見せて笑うことがなかなか出来ない。
そして歯の矯正についてだが「ケネディ家は歯の重要性を知っていたので昔から歯の矯正をしていた。」「ドイツは歯の矯正がタダで日本は歯の矯正に平均100万円かかる。」ということが語られた。
結論として、ただでさえ日本人は「笑顔がヘタ」な国民であるのに「歯の矯正」に対する意識も遅れているため、日本は「笑顔後進国」となっている。
ドイツみたいにタダとは言いませんが、国を挙げて「歯の矯正」を推進し「歯の矯正」については全ての歯科医院で保険の適用がされるようして欲しいものです。(更に「歯の矯正」には国からも“治療費”として補助が出るように)

※ちなみに講演後に気付いたんですが、アントニオ猪木さんも上の歯12本を見せたイイ笑顔をしてるんですよ。(これも彼が長年人気がある要因の一つかもしれません)

笑顔のウォーミングアップ法として「顔を動かす、ガムを噛む、声を出す、声を出して喜ぶ」を習慣に。

●笑顔の5カ条
1.朝一番明るく元気に演技させる(バラエティ系のノリで)
2.小さな良かったことを探す
3.1日5回は笑顔をつくる
4.どうしようもないことは忘れる
5.寝る前30分は楽しいことを過ごす
他に「健康一番、深く眠ることが大事。」ということでしたが、
私自身、どんなに忙しくても睡眠はキッチリとるようにしています。
睡眠をしっかりとっていないと「眠そうで
ハッキリしない顔になり」「笑顔の代わりあくびが出て」「頭も回転しない(非効率)」と悪いことだらけです。
「睡眠不足で生活している」ことは「人生を無駄にしている」と言っても過言ではありません。
今話題のライブドア社長、堀江貴文さんも睡眠時間は8時間とっているそうです。

「ふくろう流顔訓13箇条」
の第5条にも「 たっぷり睡眠をとろう。そうすればいい顔になれる。」と書いています。
「笑顔」「いい顔」になるには、睡眠をたっぷりとりましょう!!
「睡眠」「食事」「会話」「呼吸」は、自らいい顔を創っていく上で非常に重要なことです。

門川さんの素晴らしいところは、笑顔の重要性を説くだけでなく、具体例を挙げて誰でも出来るようにシステム化しているところ。
笑顔はいい顔になる上で一番大事なことですが、私も近々、笑顔以外のことも含めた顔の重要性について「ふくろう流顔訓13箇条」を中心に解りやすくまとめたいと思っています。


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